「裏」始めました。
仕事以外のネタはこちらに


2012年04月25日

カワイ2段フレンチチェンバロ整備中

カワイの2段鍵盤フレンチチェンバロの中古です。整備中です。
仕上がりましたらまた詳細をアップしますが、外装に若干傷があるくらいで年式の割りに良品だと思います。










posted by 片桐 健 at 09:00 | チェンバロ、フォルテピアノ

2012年04月21日

スタインウェイGPのソステヌートロッド

お伺いは今回2回目になるスタインウェイB型なんですが、
まずは高音部でハンマーヘッドとシャンクの接着はがれが有り打鍵するとシャンシャンいってます。早速接着し直しました。

また、アクションを引き出してダンパーまわりを調整しようとしたところソステヌートロッド突き上げのダブルナットが揺るんでいることに気がつきました。



きっと納入前から緩んでいたものと考えられます。雑音が出ていなかったのは幸いでした。
前回はここまで見られなかったので見逃していました。というのも鍵盤うしろ側に余裕が無くアクションが引き出せなかったからなんです。今回は工夫して何とか引き出せました。

ピアノを設置する時は鍵盤側(演奏スペース)を充分確保することをお勧めします。




posted by 片桐 健 at 09:00 | しごと日記

2012年04月18日

技能士試験合否発表

先日1級ピアノ調律技能士実技試験の合否発表が有り予想通り落ちてしまいました。
学科は合格しているので次の実技試験に向けて頑張ります。

posted by 片桐 健 at 08:27 | しごと日記

2012年03月30日

本日は

本日はグランド2台の定期調律ほか。

まずは午前中、稲沢市のピアノの先生宅のレッスン室、ヤマハのグランドG3Eです。
今日はチューニングピンの錆取りもします。もう20年近く伺っていますけれども、湿度には気を使っていただいてはいますが住宅環境によっては通年で若干湿度が高めで錆がでることもありますね。このピアノは過去何回かチューニングピン、弦共に錆取りしてます。幸いアクションのセンターピンはスティック(固着)などは無く無事です。


まあまあ綺麗に錆取りできたかな。
後は調律して整調、整音のチェックです。

さて、午後は隣の一宮市のお客様でヤマハグランドG3Aです。
こちらも若干湿度が高めで、なぜか弦には錆はでていませんけれどもアクションのセンターピンのスティックが多い(チューニングピンはメッキなので錆びにくい)。毎回のように何本かはセンターピン交換修理が必要です。



本日はハンマーのセンターピンを5本交換して調律にすすみます。
鍵盤手前に取り付けているのは「おさ受け」。アクションを引き出したときに支えるためのものです。

この2台の仕事が終わった後は雑用なんですが名古屋市中区役所に飛んでいって戸籍謄本を取らねばなりません。

そしてそのあと、本日の最後の仕事は名古屋市緑区でアップライトピアノに耐震インシュレーターを取り付けます。終了したら午後7時前でした。




posted by 片桐 健 at 22:25 | しごと日記

2012年03月27日

ご注文頂いた中古ピアノの調整

中古ピアノをご注文頂きました。
現在、工房では在庫を持たないのでご注文いただきその都度ご予算などに合わせて最適なピアノをご用意致しております。

今回はヤマハUX-3です。

仕入先の業者から外装仕上げ済みの極上UX-3が届きました。
私は外見もさることながら、やはり中古ピアノは使用頻度が低いものが一番と考えております。



内部を掃除して整調に取りかかります。
この整調作業を手抜かり無く進めることが良いピアノをご提供すること、すなわち当工房でご用意する中古ピアノの品質なのです。



整調、整音、調律と作業をすすめ外装をチェック、磨きの修正をして出荷となります。



posted by 片桐 健 at 22:31 | しごと日記

2012年03月15日

エセックス EUP-123S アップライトピアノ

新規のお客様でアメリカで買われたエセックスを日本に持ってきたので調律してほしいとのご依頼がありました。
皆さんご存知のようにエセックスはスタインウェイ監修のサードラベルです。ちなみにボストンがセカンドラベル。

早速拝見すると、残念ながらというか、案の定というか・・
整調整音が不十分でした。

というわけで本日できる範囲で取りかかりました。



EUP-123Sというモデルです。
同じEUP-123のモデルはありますがこの123Sはたぶん日本では買えないモデルかと思います。
デザインも変わっていて、譜面台が鍵盤蓋の上、上前パネルと一体になっています。
特徴としては真ん中のペダルがバスダンパー(低音だけダンパーが上がる)となっていることです。昔のスプリットペダルの低音だけ効くようなものと考えてください。

上は鍵盤を外して掃除したところです。ネジが結構緩んでいたので各所増し締めしております。
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結構整調作業に時間が掛かってしまいました。

posted by 片桐 健 at 20:03 | しごと日記

2012年03月10日

ピアノ調律技能士試験

1級ピアノ調律技能士国家検定の実技試験を受けてきました。
場所は静岡県掛川市のヤマハテクニカルアカデミーです。

試験には平常心で取り組もうと思ってはいたのですが、やはり試験というものは特別なものなのか・・。
グランドピアノ調律試験は問題なくできたのにアップライトピアノ調律試験でミスをしてしまいました。かなり自己嫌悪におちいってます。アップライトだといってタカをくくっていたわけではありませんが・・・ミスはミスです。

体調は充分でした。でも一日がかりでくたびれましたよ。

posted by 片桐 健 at 22:49 | しごと日記

2012年02月24日

ヤマハグランドピアノ No.30 ウィペン交換修理

ヤマハGP No.30のウィペン交換修理
工房での作業は完了したので本日はお客様宅での作業になります。

工房ではテストベンチでざっと調整しましたが実際のピアノに戻して再調整です。
とくに鍵盤バックレールクロス高さを変更したので整調寸法がかなり変わってしまいました。アクションはともかくダンパーも総上げや掛かりを調整し直さなければなりません。
調律はひと月前にしているので今日は整調が中心ですが、お客様宅では時間が限られているので急いで作業します。





調整作業後娘さんに弾いてもらいましたが軽くなって弾きやすくなったと喜んでいただけました。

お客様はご購入後不備な状態のまま(つまり弾きにくいピアノで)無理な練習を積んでこられたことを思うと
これでやっとこのピアノも出発点に立てたと思っております。まだまだ手をいれるところはありますがこれからさらに定期調律を重ねていって良いピアノに育てていきたいと思います。


posted by 片桐 健 at 23:56 | しごと日記

2012年02月22日

古いヤマハグランド アクション修理・・・ウイペン交換

先日ペダル支え棒を修理したピアノの続きです。
今日はアクションをお預かりしてウィペンを交換します・・・・。

このピアノの成り立ちには問題があると書いてきましたが、ハンマーは交換されていたがテール加工がしていなかった、整音もされてなかった。鍵盤オサが未修理でアクションブラケットがきちんとネジ止めできず整調ができていなかった。調弦も荒いしその他問題が多々ある。
お客様は某所から「修理済み完成品」を高価で買われたのですが・・・。

このように問題があるのできちんとしたピアノにするために定期的に調律に通いながら少しずつ修理しています。
その都度修理のご予算を頂かなくてはならないので心苦しいのですが、お子様は良く弾かれるのでピアノを良くするためには止むを得ません。

さて、今回はご予算をいただけたのでウィペンを交換します。
この時代のグランドピアノはウイペン・レペティションレバーのスプリングがシングルスプリング(シュワンダー型)といって現代のアクションで採用されているダブルスプリング(ヘルツ型)とはちがい、重さや連打性能に欠けます。
それはそれで悪くはないのですが、「修理済み完成品」であるにも関わらず、センターピン交換や各フェルトの交換すらしていなくアクション部品としてきちんと機能していませんでした。ウィペンはガタガタグラグラで鍵盤からハンマーへ力がうまく伝わらず非常に弾きにくいピアノになってしまっていたのです。
レッスンの合間をぬってアクションをお預かりできたので早速工房にて修理開始です。

左が古いシュワンダー型、右が交換するヘルツ型。形状、重さが違います。
シュワンダー型はゆったりと歌うように弾く場合には合っているかもしれません。ヘルツ型はスタインウェイなど現代アクションに多く採用されていて鍵盤の反応が早く連打性能が高いのでピアノのレッスンには喜ばれます。というかコンクールなど受ける人にはそれは欠かせないものかもしれません。



新しいウィペンにどんどん交換していきます。


テストベンチ(作業台)で弦の高さを仮に作っています。

まだ不揃いですが、このあと問題が発覚!
どうも鍵盤とアクションの高さがあっていない。キャプスタンパイロットが出すぎてしまいます。
昔のピアノはバックレールクロスが2重で厚いのですが薄いものが1枚使われていました。しかたがないのでバックレールクロスの厚みを増やして対応します。当然鍵盤上面も調整し直しです。
いったい以前修理(オーバーホール)した人はなにをやっていたんだろう??

ざっと荒く寸法を調整した後ピアノにもどしてきちんと整調します。

posted by 片桐 健 at 22:19 | しごと日記

2012年02月20日

カワイUP 拍子木

お客様宅で調律中。

カワイのアップライトピアノですが拍子木がグラグラがたがたになっているものがあります。
特に右側の拍子木です。

これは拍子木の取り付けが上からではなく横からネジ止めされている構造で、経年で木が痩せて隙間が開きシーソーのようになってしまったものです。
ピアノを磨いていると鍵盤横の部品がグラグラしたらそれですよ。


紙をはさんでグラつきを無くします。

posted by 片桐 健 at 17:19 | しごと日記