ピアノ調律やレッスンなどのFAQ専用ページを作りました。 こちらからどうぞ。

仕事以外のネタはこちらに


2020年01月15日

鉄骨取付作業

ヤマハU3Eのレストア修理製作です。

ピアノ本体に鉄骨フレームを乗せます。

チェーンブロックで吊り上げてピアノに取付。
スリングで3点吊り、スリングの内1本は「のの字掛け」にして長さ調節をするので水平に吊れます。
ピアノによっては角度をつけたりいろいろ調整できます。
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無事乗りました。
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このあとは弦を張る準備をしていきます。
posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理
2020年01月13日

鍵盤作業 その3

ヤマハU3Eのレストア修理製作です。

鍵盤表面材の貼り替えをします。

あたらしい白鍵アクリルを貼ります。
黒鍵に黒檀を貼るので白鍵はそれに合わせたアイボリー色です。
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ドイツ製の黒鍵黒檀はまだ届いていないので届き次第貼ることになります。
posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理
2020年01月12日

鍵盤作業 その2

ヤマハU3Eのレストア修理製作です。

鍵盤作業の続き・・

鍵盤表面材を剥がしたあと木部にサンドペーパーを当て汚れやカビなどを落としてきれいにしておきます。

ブッシングクロスの貼替え交換
鍵盤のブッシングクロスは金属の鍵盤ピン(キーピン)に沿って摺動するので必ず摩耗する部品です。
ヤマハのブッシングクロスは毛羽立ちが多く早く摩耗するので羊毛が締まったドイツ製のブッシングクロスに貼り替えます。

ドイツ製のブッシングクロスで貼り替えますと、鍵盤のタッチの変化が明確にだせるようになりますのでおすすめです。

鍵盤ブッシングクロスは蒸気をあてて剥がします。

フロント側、バランス側と貼り替えます。
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posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理
2020年01月11日

年末の書きそびれた2つの仕事

昨年末にブログに掲載しなかった仕事の内ですこし気になるものがあったので載せておきます。

1つめ
ヤマハアップライトピアノYUS5の調律ご依頼をいただきました。
ヤマハの高級ラインですね。

早速拝見すると、ピアノ全体の傾向ですが、ハンマーがバックストップ後に弦に近づきすぎるという整調の不備で音が詰まっておりました。また調律も高音部を引き上げ過ぎでハーモニー感が得られないような響きでした。
整音もまったく不十分でハンマーが固いままで音色がバラバラです。

私はこのことを「初期調整ができていない」と呼んでいます。

購入店から毎年定期的に調律に来ていたのですがこれでは高価なピアノの性能を出せずにもったいないことだと思います。

まずは内部清掃して・・・
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精密な整調・整音は次回以降で施すとして、まずはピアノの基本的な性能が出せるように方向付けしませんと調律もうまく出来ないくらいです。

時間オーバーしてしまいましたがなんとかまとめられたと思います。
お客様にはとても喜んでいただけました。

ピアノの購入は楽器店からではなく工房を持っている調律師からと強くお勧めしたいところです。
きちんとした調律師ならばふさわしい初期調整をしてピアノをお納めできるからです。
その調律師が工房を持っているかどうかが判断の基準です。

ピアノのご購入のときはぜひご相談ください。


2つめ
年末最後の訪問調律の仕事。

私がレストアしたヤマハG3Eとディアパソン132の2台をお持ちのお客様です。

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1年に一度拝見するのですが、レストアしたG3Eはタッチによる音色の変化の具合が素晴らしいですね(自画自賛)。
いろいろな音色を出せるので表現の幅がすごく広がると思います。
特にピアニシモが美しい。
表現力ではヨーロッパピアノに負けていないと思います。

ディアパソンアップライトはごく普通のピアノですが、毎年拝見していますから特に不備は有りません。
しかしながらレストアしたグランドピアノと同じ部屋に置いてあるのでつい比較してしまいます。

やはり弦、ハンマーなどをドイツ製の部品で一新しますと国産ピアノでもとても良くなると思います。
もちろん、部品交換するだけではなくそれを活かす整調整音が一番大事なことと思っております。

ありがとうございました。



posted by 片桐 健 | しごと日記
2020年01月10日

鍵盤作業

ヤマハU3Eのレストア修理製作です。

鍵盤作業工程に入りました。
白鍵、黒鍵とも表面材をあたらしいものに張り替えるため剥がす作業です。

まずは熱を加えて古い白鍵アクリルを剥がします。
木口も剥がします。
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同様に黒鍵も黒檀に貼替えのためベークライト黒鍵を剥がします。
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posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理
2020年01月09日

響板ニス塗り 最後の工程

ヤマハU3Eのレストア修理製作をしています。

響板ニス塗り 最後の工程

3回目のニス塗り

ビニールを掛けて養生します。
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posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理

「ハイドン・フィルハーモニー」演奏会のお知らせ

『ハイドン・フィルハーモニー』演奏会のお知らせです。

原典譜演奏 曲目

• モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」Kv.492より 序曲
• モーツァルト ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 Kv.491
ピアノ 菊谷全子
• モーツァルト クラリネット五重奏曲 イ長調 Kv.581
 クラリネット 児玉充代
 ヴァイオリン 廣瀬太一 大沢郁子
 ヴィオラ 前田裕子
 チェロ 福島有希子
• ハイドン 交響曲 第101番 ニ長調 「時計」

音楽監督:廣瀬太一
管弦楽:名古屋新室内合奏団

2020年2月11日(祝日)午後2時開演

東郷町 コンサートホール レ・マーニ

全自由席
前売り 大人1000円 小中高生500円
乳幼児入場可(ただし静かに聴けることが条件です)

チケットのお問合わせは片桐まで
posted by 片桐 健 | 演奏会
2020年01月08日

響板ニス塗り2回め

ヤマハU3Eのレストア作業

響板ニス塗りの2回め

昨日塗ったニスの表面を軽くペーパー掛けして2回めのニス塗りをします。
ホコリなどが乗らないようにビニールシートで養生しました。
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posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理
2020年01月07日

響板ニス塗り開始

ヤマハU3Eのレストア作業

響板にドイツ製アルコールニスを塗ります。

まずは1回目
塗り終えました。艶が出ています。
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posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理
2020年01月06日

響板サンディングと下塗り

本日は響板のサンダー掛けとニスを塗る前の目止剤の下塗りの作業です。

電動オービタルサンダーで削ります。
響板はワニスの色が移って茶色になっていますが削ったところは響板材(スプルース)が白く見えます。
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きれいに削れました。
真っ白ではないのはスプルース材の持っている木目の色です。
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響板材に新たに塗るアルコールニスが吸い込まないよう目止剤を刷毛塗りしました。
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posted by 片桐 健 | H様ヤマハU3Eレストア修理