ピアノ調律やレッスンなどのFAQ専用ページを作りました。 こちらからどうぞ。

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2018年04月18日

調律中

整調をしながら何度も調律もしています。
レストアの狙ったイメージ通りの音色に近づいてきました。
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ある程度整調ができたら鍵盤鉛調整して整音も進めます。
posted by 片桐 健 | A様U1Eレストア修理
2018年04月16日

ダンパー接着

整調を進めています。

鍵盤の高さ深さもそこそこ出来上がったのでダンパーを接着します。
ダンパーを接着する条件としてアクション整調がある程度出来ていることが必要です。
ダンパーの総上げと掛かりを調整しながらダンパーヘッドを接着していきます。

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ダンパーヘッドの接着完了です。
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整調もある程度出来てきてピアノらしくなってきました。
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posted by 片桐 健 | A様U1Eレストア修理

ヤマハU1納品

お買い上げいただいたヤマハU1Hの納品です。

2階に設置ということでユニックで吊り上げています。
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このあと調律してお納め完了です。

N様どうもありがとうございました。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2018年04月15日

ヘルマンの整調

東洋ヘルマンの整調をしています。

工房にヘルマンとレストア修理をしているヤマハU1を向かい合わせに置いていて
同じ工具を使う作業を同時にしています。
道具を出し入れする時間が無駄になりません(笑)。

ハンマーバットフレンジのセンターピンにガタが多いので(前の人が直したようだが)やり直しです。
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弦合わせが終わりました。
このあとハンマー整形をします。
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posted by 片桐 健 | しごと日記

ウィペン取付

ハンマーのアラインメントを取り弦に合わせました。

弦合わせはハンマーヘッドの先端を弦に正確に当てることです。
新しく弦を張ったピアノなので、弦の割り付けとハンマーの位置を慎重に決めなければなりません。

ウィペンを取り付けてジャック合わせをします。
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割り付け、弦合わせが終わればハンマーバットにウィペンのジャックを合わせます。
ウィペンもヒールが均等に並ぶようにしなければならないので取り合いが難しい作業です。

ウィペンも揃いアクションの形が整いました。
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posted by 片桐 健 | A様U1Eレストア修理
2018年04月12日

東洋ヘルマンの整調

お預かりしたヘルマンについてアクション寸法など調査をしました。

まず鍵盤高さ深さについて、
高さは平均約2mmほど低く、深さは約0.5mmから1mm弱浅くなっておりました。
またハンマーストロークはほぼ規定通りですが鍵盤パイロットの位置が極端に前に出ていて「働き」がかなり少なくアフタータッチを感じられない弾き心地となっていました。
2度打ちしてしまうためそれを補うかのようにレットオフ(ハンマーもどり)を10mmくらい広げてありました。

手前が前に出ているパイロット。奥側は修正したパイロット。
修正すると7〜8mmほど鍵盤奥側に移動します。
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このパイロット位置の異常寸法によって鍵盤重さも極端に軽くなっており、中音付近45gでした。
パイロット位置を修正しますと51gとなり普通の重さです。
未修正の鍵盤。ダウンウェイト45g。
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こちらは修正した鍵盤、ダウンウェイト51g。
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これではまともに弾けません。
また音色が異常です。薄っぺらいピンピンした音になっています。

さらにハンマーの走りやねじれがひどく、弦合わせ弦当たりが修正されていないのでハンマーフェルトが3本の弦に均等に当たっていないため音色が不揃いです。
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なぜ数年前に「ピアノクリーニング」を請負った会社の調律師(だと思いたいが)はなにも手を入れなかったのでしょうか。

どのようにしたら良くなるかいろいろ考えながら作業しています。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2018年04月11日

鍵盤のインストール  整調の前に

整調に入る前に鍵盤をピアノに組み入れます。

今回使うバランスパンチングクロスとフロントパンチングクロス。
ドイツ・ヤーン社から取り寄せています。
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鍵盤筬(キーフレーム)をピアノ棚板に乗せてネジ止め。
仮に鍵盤を入れてシムや紙パンチングで白鍵の上面高さを調整して決定。これがすべての基準になります。
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鍵盤をインストール。
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これで整調作業に入れます。
posted by 片桐 健 | A様U1Eレストア修理
2018年04月10日

アクション製作作業 ・・続き

アクション製作作業の続き

数日分の作業を一度に掲載します。

ハンマー接着の前にダンパーレバーを取付けてワイヤーを曲げたり、ダンパーブロックを取付けて高さを決めて弦に位置合わせをしておきます。
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ハンマーバットをインストール
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ハンマーヘッドの高さの基準として古いハンマーをセクションの両端に付けました。
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ハンマーシャンクを切ってハンマーヘッドの高さを揃え弦に正しく当たるよう弦合わせをしながら仮にハンマーバットに植え込みます。
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シャンクをローラーでコロシて
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バットに仮植え
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ニカワを煮ておきました。
ハンマーをバットに接着していきます。
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ダンパーヘッド(フェルト)は整調の過程で接着していきます。
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ハンマーがすべてインストールされました。
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次は鍵盤をセットして整調に入ります。



posted by 片桐 健 | A様U1Eレストア修理
2018年04月07日

アクション製作作業

ハンマー接着をするためにアクションを準備しています。

まずは古いアクションを取り去って・・・
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40〜50年経ったピアノのレストア修理では、古いフェルト類の繊維は硬化していて柔らかく弾力が有ると言った本来の性能を発揮できなくなっています。
ハンマーヘッドは音色に関わるので性能の良い物に交換するのは当然ですが、アクション各部にも多くのフェルト類が使われているので新しいアクションに入れ替えるのがベストです。

ハンマー接着の前にダンパーアクションを準備しておきます。
ダンパーレバーを取付、ダンパーブロックを弦の位置に合わせておくまでの工程です。
posted by 片桐 健 | A様U1Eレストア修理
2018年04月05日

修理で入ったピアノ

東洋ピアノのヘルマン

お客様は数年前に某ピアノ会社に「クリーニング」を依頼されたとのことで、10万から20万円ちかく支払ったとのことですが、ピアノを拝見すると外見はともかく内部はとてもそんな仕事をしたとは思えない状態でした。
特にタッチと音色がまったく出ていなくてどうやって弾くのというレベルでした。

今回、大阪に住んでいるお孫さんが使われるとのことで修理調整(整調整音)を承りました。

まずは工房に入ってきた姿を・・・。
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明日以降整調整音を進めていきます。
posted by 片桐 健 | しごと日記