ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換 アクション完成

ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換作業を進めています。

ハンマーのアラインメント調整（走りねじれの修正）などを済ませアクションが完成しました。


次は鍵盤作業です。

ヤマハU3C 分解

春日井市A様ヤマハU3Cレストアです。

まずは分解。
バス弦は職人さんに巻いてもらうので早めに取り外します。

ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換作業の続き

ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換作業を進めています。

レギュレーティングボタンやウィペンのセンターピン交換、潤滑など






ハンマーテール加工

ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換作業

ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換作業を進めています。

ハンマーヘッド穴あけ作業。
アベル特注ハンマー、テネラメンテ仕様。
寸法を吟味して穴あけをします。




新しいシャンクも音色で選り分けてアクションレールにネジ止めします。
弾力性に優れた丸シャンク。


ハンマーヘッドをシャンクに膠で接着。
まずは設定した寸法どおり基準ハンマーを作ります。


すべてのハンマーが接着できました。

ヤマハA1Rグランドピアノのハンマー交換

新しいハンマーヘッドの穴あけ準備

ドイツ・アベル社に特注したハンマーヘッドにピアノに合わせてシャンク取り付け用の穴を開けるための準備をしています。
まずは治具に挟んで針刺しとフェルト整形。

ヤマハU3Cアップライトピアノ レストアでお預かり

ヤマハU3Cアップライトピアノ　
レストア修理でお預かりです。本日工房に入庫しました。

60数年前の製造です。
年式のわりには傷も少なく木目マホガニー色の美しい外観ですね。


レストアのご依頼は、内部中心で外装はほとんど手を入れないという内容です。

これからじっくりと取り掛かってまいります。

ダンパー完成

ヤマハG2Eの修理

カットしたダンパーフェルトをヘッドに接着してダンパー完成。
一部のフェルトはピアノに組み込むとき整調をしながら接着するのでダンパー台の中に並べてあります。


ダンパーレバーのセンターピン交換等も済ませました。

ヤマハA1のハンマー交換

ヤマハA1グランドピアノのハンマー交換のご依頼です。

ピアノを教えていらっしゃるのでレッスンがお休みの期間中に修理しなければなりません。

お客様宅からアクション一式お預かりしてきました。


ハンマー交換前に鍵盤重さを計っておきます。
最低音部や高音部は52g前後、ハンマーフェルトが減っている中音部、次高音部が54g前後と重めになっていてバランスが悪かったですね。

ハンマー交換によって音色だけでなく弾き心地も改善しますのでご期待ください。

ダンパー製作

ヤマハG2Eの修理

ダンパーを製作します。
新しいダンパーフェルトをカットして・・

鍵盤バランスピン取り替え

ヤマハG2Eの修理

鍵盤バランスピンの根本が摩耗して傷んでいるので取り替えます。
摩耗した場合は磨くだけでは直りません。
なお、フロントピンは磨くだけでOKでした。


鍵盤完成

鍵盤アクリル貼替え

ヤマハG2Eの修理

白鍵アクリルの貼替え作業です。
古い白鍵を剥がします。木口も劣化変色していましたので一緒に剥がします。


新しい木口付き白鍵アクリルを貼ります。

張弦完了

ヤマハG2Eの修理

張弦に伴う細かな作業とピッチ上げをしました。
ダンパーガイドホールレールも取り付けました。




次はダンパー関係、鍵盤に取り掛かります。

張弦中

ヤマハG2Eの修理

張弦を進めています。
昨日今日の2日分の記録です。



独立アリコート駒はオクターブ系列やオクターブ5度系列の位置に置かなければならないので寸法を図りながらの作業になります。通常の張弦よりも時間がかかります。


低音弦を張ります。


すべて弦を張り終えました。


まだ細かい作業やピッチ上げなど明日続きをします。

ハンマー届きました

ドイツ・アベル社に注文していた特注ハンマーが届きました。
最近ウクライナ情勢などの影響からか航空便で送られる荷物の到着が遅くて困ります。

箱は壊れなどなく無事です。


GP用ハンマー3台分、UP用ハンマー1台。すべて特注ハンマーです。


中身の確認。OKです。

張弦開始

ヤマハG2Eの修理

弦を張り始めました。

張弦の準備

ヤマハG2Eの修理

弦を張る準備をしています。
ピンブッシュを打ち込み下穴を開け、フェルトの弦枕を製作。




アリコート駒は化学薬品で表面処置をしました。

テネラメンテ特製アリコートブリッジの製作

ヤマハG2Eの修理

弦を張る準備をしています。

テネラメンテ特製アリコートブリッジの製作

もとのアルミ合金の一体型ブリッジを独立ブリッジに作り変えます。
真鍮6角棒を縦割りに切断しアリコートブリッジを製作します。








必要な部品が用意できました。
大きさ、厚みは各種用意してあります。

フレームネジ止め

ヤマハG2Eの修理

弦圧を調整確認してフレームをネジ止めします。
メッキフレームネジは予めバフがけ、金粉塗装ネジはあらたに金粉塗装してあります。

フレーム載せ

ヤマハG2Eの修理

ニスが乾いたのでフレームを載せます。
チェンブロックで吊り上げて・・。


仮に載せました。


フレームの高さを調整（弦圧の調整）しながらネジ締め作業に入ります。

響板ニス塗り

ヤマハG2Eの修理

響板ニスの仕上げ塗りです。
今回はウレタンニスを使用。
ヤマハマークも入りました。


乾くまで養生します。