このU3Gも残念ながら南洋材の合板です。
本来ピアノの棚板は木目を選んだ無垢板を組み合わせて作るものでしたが、コストダウンのため近年いろいろな素材で工夫して作られているようです。
ヤマハで言うと、最近はアップライトでもグランドでもフラッシュ構造の棚板になっているようです。
さて、南洋材の合板の欠点はたわみに弱いことです。
両側の腕木と脚に支えられた約1400mmほどの幅の棚板は打鍵時に上から力が加わりますので、簡単にたわんでしまえば打鍵力をアクションに充分伝えられなくなるということです。
測ってみると、棚板前面の中心で2.5mmほど下がっていました。
しかも上から指で押してみますと強い力でなくてもたわみを感じます。
そこでテネラメンテ特製の棚板補強材を使用します。
取り付けられた謎の補強材(笑)
取り付け後は中心部の下がりは1mm以下になりました。

これで調律します。

打鍵時もたわみが無くなり完璧です。