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2018年07月07日

弱音域の音色

私がレストアしたピアノの特色として
弱音域の音色のタッチによる変化が上げられます。
もちろん強音もしかりです。

およそタッチによって音色が変えられないと音楽の表現はできないわけですから、きちんとした楽器である以上タッチの変化イコール音色の変化です。

しかしながら、それが実現できているピアノは少ないのではないかと思っています。

演奏会でホールのピアノの調律に呼ばれていっても、会場のピアノは調整が不十分でそういった音色が出せないことはたくさんあります。音楽教室や家庭のピアノなら尚更かもしれません。

先日レストアしてお納めしたヤマハU1Eもオオハシピアノもアップライトながらその弱音をだせる性能と言ったら国産ピアノ以上、ヨーロッパピアノでもグランドピアノの上級機種をしのいでいるのではないかというくらいです(お客様談)。

さてこのように、音楽とそのためのピアノを考えることがピアノ調律師の仕事だと思って日々過ごしております。
posted by 片桐 健 | しごと日記