10年以上調律が空いているようですが調律記録が無く詳細不明です。
A=435Hzに下がっていますが高音部は更にばらばらに下がっています。
過去にバットコードが取り替えられていますがその修理が荒く、特にフレンジコード溝から接着剤がはみ出ていて隣のフレンジとくっついたりバット側にはみ出てスティックになっていたり散々です。
再修理しなければなりません。
またハンマーの弦溝が深くついておりハンマー整形必須でした。
ハンマー整形中。
かなりハンマーフェルトが硬化しているので針入れもします。
バットコード修理を低価格でうたっている業者(調律師)がいるようですが、修理の場合ハンマーが弦を正しく打つようハンマーアラインメント(走り、ねじれ)調整は必ず実施するべきです。
その上でハンマー整形もやらないとトータルで修理する意味がありません。
つまりあまり低価格をうたう業者ではきちんとした修理はできないということです。
ハンマーストローク、ハンマー戻りやバックストップなどいくつか整調項目も調整実施しました。
5歳のお子様がこれからレッスンで弾くとのことで正しいタッチ、発音が必要です。
調律して完了です。
ありがとうございました。