ピアノ調律やレッスンなどのFAQ専用ページを作りました。 こちらからどうぞ。

仕事以外のネタはこちらに


2019年09月13日

ヤマハU1Eのアクション引取修理

新規のお客様からヤマハU1Eの調律ご依頼で伺いましたが、
アクションが湿気でセンターピンスティック(固着)状態だったので、アクション引取修理となりました。

工房に持ち帰り分解してセンターピン交換をします。
湿気が多くてカビも多く発生付着しています。

ハンマーを全て外しました。ハンマーバットフレンジのセンターピンを交換します。
ウィペンやダンパーも同様にチェックします。
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いままで定期的に調律はされていたとのこと、小さな乾燥剤もひとつ入っていましたが足りなかったのかもしれません。また普段オールカバーを掛けているというお話だったので、カバーのせいで通気が悪くなっていたのも原因ですね。

その今までの調律での問題点は、このように湿気が多いこと、また鍵盤を押しても音が出ないときがあるとの訴えで修理したこともあるとのことですからアクションのセンターピンスティックは調律師も把握していたはずです。

ところが、お客様のお話しによれば音が出ない鍵盤について油をさしたと説明を受けたとのことでセンターピンを替えた形跡はなく、私が拝見したときはまた動かなくなっていました。そういう鍵盤がいくつも有るのです。

大事なことは、湿気で動かなくなったアクションは必ずセンターピン交換をしなければならないということです。
なぜなら次の写真をご覧ください。
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これは、このアクション修理でとりだしたハンマーフレンジのセンターピンですが、両端のブッシングに支えられるところが摩耗しているのがおわかりでしょうか。(写真は見にくいですが)

ブッシングクロスが湿気で膨らんで動きが悪くなった状態で弾き続けるとセンターピンが摩耗します。この摩耗で抵抗が増えさらに動きが悪くなるのです。油(センターピン専用の潤滑剤)を差しても改善しません。

理由がわからないで処置をすることは禁物です。
故障の原因を考え物理的な障害を取り除かなければなりません。
また再発しないようにすることも必要です。

というわけでアクションの大掛かりな修理となりました。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年09月11日

栗をいただきました

本日調律に伺ったお客様からお庭で取れた栗をいただきました。

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イガに包まれた栗です。
秋を感じますね〜。

ありがとうございました。


どうやって食べようかな〜。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年09月10日

カワイCE-7の修理 中古ピアノ販売

私の工房テネラメンテでは中古ピアノを並べて展示販売することはあまりないのです。
ご依頼ををいただいてからヤマハ、カワイからヨーロッパピアノまでご予算ご希望に応じてふさわしいピアノを探します。

今回お客様からご購入御希望のカワイCE-7です。
本日工房に入ってきました。

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このピアノはコンパクトな機種ながら背面に支柱もありしっかりした作りになっています。

これから修理に取り掛かりますが、お客様のご要望で外装は汚れ取り程度で済ませピアノ練習が捗るよう中をしっかりと直します。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年09月09日

音色に関わる鍵盤とウィペンの関係

アップライトピアノではアクションは鍵盤とは別々に固定されているのでその接点を調整することが重要になります。その接点とは鍵盤のパイロット(ポスト)とアクション側ウィペンヒールクロスです。

本来はピアノの設計上鍵盤の押下量とハンマーの動きの量が比例する位置でロス無く摺動するよう決められています。
しかし、実際のピアノでは量産上の都合や経年変化でその位置がずれていることが多く、また調律師によっては顧客から鍵盤を重くしてあるいは軽くして等の要望に答え位置を変えてしまうこともままあるようです。

したがって
鍵盤ポストの位置は本来有るべきところに無い!と言えます。
言い換えると、ウィペンヒールの奥や手前にポストが当たっている!と言うことです。

ハンマーの打弦運動は実は音量や音色に関係します。

ハンマーと弦までの距離を「打弦距離」といいピアノアクション整調の重要な項目なんですが
多くのピアノは単純に決められた数値で調整しているように見受けられます。
本来の調整ではハンマーの運動量を適切に調整しなければなりません。

運動量とは、ゆっくり鍵盤を押下してハンマーが止まっている位置から弦に近づき戻りを経て止まるまで、あるいは打弦後バックストップするまでの行程の量です。

じつは運動量で重要なのは、レットオフや戻りなどと言われるハンマーが弦に近づきジャックが抜けてからの量で、この量を適切に調整してあげると倍音の多い豊かな音色を出せるようになります。

そのためには鍵盤ポストとウィペンヒールの位置を本来の設計位置に戻し、鍵盤深さと打現距離を適切に見直すことでバックストップを含む充分な戻り量を確保することができます。
この調整が完了して初めて整音に取り掛かれるのです。

このように整調と整音は密接な関係があります。
耳の良い優れた調律師は一番薄いフロント紙パンチングを出し入れするだけで音色が変わることを知っています。

倍音豊かなピアノの音を引き出すには弾力有るハンマーと充分な運動量(適切な整調寸法)が必要です。
グランドピアノも同様です。

このような調整を精密にするには作業時間がかかるため、私はプレミアム調律にて実施しております。
ぜひお申し付けください。

アップライトピアノでの正しい位置
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なお、鍵盤を重くするためと称して鍵盤ポストをウィペンヒール奥に当たるようワイヤを曲げてしまう調律師さんがいますが、その調整は間違いですのでやってはいけません。
タッチによる音色のコントロールができず弾きにくくなるだけで何のメリットもありません。



posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年08月31日

地震で調律中止!

今日夕方とあるホールで演奏会の調律中、舞台の係のひとから「すぐに調律やめて!」と言われてびっくり!!

聞いたら地震があったんですって。

危ないので状況を確認しているからとりあえず調律は中止してとのことでした。

舞台の人もネットで情報を確認していて、私も携帯でニュースをみてみたら長野県で震度3とのことでした。

名古屋ではまあ問題ないでしょうと調律は続行しましたが、地震があったら調律中止なんてホールの規約に有るのでしょうかね? 
舞台ですから反響板や照明などいろいろ降ってくるでしょうけれど((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。


調律は無事済みリハーサルも聞き届けて帰途につきましたとさ。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年08月26日

ヤマハA1グランドピアノの鍵盤修理 完結編

ヤマハA1グランドピアノの鍵盤修理ができあがりお客様宅へにお納めしてきました。

定期調律は6月に済ませてあるので整調、整音を整えておきます。
特に、鍵盤ブッシングクロスを貼り替えたので鍵盤の傾き、高さ、深さを念入りに調整します。

実はブッシングクロスを貼り替えますとタッチ、音色が激変します。
もちろん良い方向にです(笑)

「今までのピアノと全然ちがう!!」

完成後お客様に弾いて確かめていただきましたが、弱音が出しやすくコントロール性が増した改善具合には驚いていただけました。音色も芯が増して充実した太い音が出ます。

「直すまで半信半疑でした。こんなに良くなるとは思っても見ませんでした。」

いままでスカスカとして掴みどころがなかったタッチは、横方向に逃げていた指の運動が縦方向にびしっと決まることでハンマーのコントロールがしやすくなるので弱音が出しやすくなります。
これはブッシングクロスの材質や厚みまで計算に入れて貼替え作業、調整を行っているからに他なりません。
単純に純正部品で直すのとはわけが違います。

このコントロール性の向上を例えますと、ヴァイオリンの弓の毛替えをすることとよく似ています。

今回のお客様はヴァイオリン、ヴィオラも弾かれる方なのでその例えをよくご理解いただけました。

毛替えをしたばかりの弓ですと、僅かな力で弦を捉え音色、音量のコントロールも自在になるのです。
弓を無駄に弦に押し付ける必要もなく緩急自在に動かせます。
毛替えは熟練した技術者でなければ弓の性能を出しきれません。
(余談ですが、私はいつも大阪の山本ストリングハウス・山本さんにお願いしています。私の弓は100年ほど前のフレンチですのでその特性に合わせて張り替えていただいているのです。)
・・・
・・・
ピアノに戻ります。

ピアノのフェルト類はほかの部品素材にくらべて摩耗が早いので、早め早めに交換していくことをお勧めします。

少々修理費用がかかっても得られる効果のほうが遥かに大きいものです。

逆にフェルト類の交換を惜しみますとスカスカしたタッチのままでピアニシモなどが弾きにくく、無駄な練習時間もかかることになり、練習効果は半減してしまうことになりかねません。
お子様の場合は最悪ピアノを練習することが嫌いになってしまうかもしれません。

毎回の調律時にそのピアノに最適な修理や調整をご提案しています。
どうぞお気軽になんなりとご相談ください。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年08月25日

ヤマハA1グランドの鍵盤修理 続きの続き

工房にてヤマハA1グランドピアノの鍵盤ブッシングクロス貼り替え修理をしています。

ブッシングクロスの貼替えは土曜日に終わりました。
キーピンも磨いておきました。

本日はハンマー整形等アクションの修理をしておきます。

調律に伺った折にもハンマーについた弦溝の修正はしているのですが、ハンマー全体としては先端部が丸くなるなど形が悪くなってきますので時期を見て全体を削り直すことも必要です。
ドレメルで削っていきます。
あとは細かい目のサンドペーパーで整えます。
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明日はお客様に納品です。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年08月24日

ヤマハA1グランドピアノの鍵盤修理 続き

工房にてヤマハA1グランドピアノの鍵盤ブッシングクロス貼り替え修理をしています。

昨日摩耗したブッシングクロスを剥がしましたので、本日は新しいブッシングクロス(ドイツ・レンナー社、ヤーン社製)を貼り込みます。
クロスの厚みは各種有るのでふさわしいものを選んでいます。

これは黒鍵のフロントブッシングクロス貼替え中。
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黒鍵のバランスブッシングクロス貼替え中。
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posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年08月23日

ヤマハA1グランドピアノの鍵盤修理

お客さまのヤマハA1グランドピアノのアクションをお引き取りしてきました。
鍵盤のブッシングクロス貼り替え修理のためです。

よく弾く方はこの鍵盤のブッシングクロスがすり減り鍵盤に横方向のガタが目立つようになります。
鍵盤は上下運動をするよう作られていますが、人間の腕の動きから指は斜め下方向に鍵盤を押すことになりますのでブッシングクロスに横方向の負担が掛かり摩耗してしだいにガタが増えるというわけです。
なおかつ、A1は鍵盤が短いので特にバランスブッシングクロスが早く摩耗してしまいます。

鍵盤は指による入力装置なので演奏の意図を余すところなく伝えられなければなりませんが、ガタが有ると伝える力が極端には半減してしまいます。
早めに鍵盤ブッシングクロスを修理交換することで気持ちよく弾けるピアノとして維持することができます。

作業台の上に載せて、分解します。
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蒸気でブッシングクロスを剥がします。
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posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年08月05日

ホフマンT161グランドピアノの調律

ホフマンT161グランドピアノの調律のご依頼をいただきました。
ベヒシュタイングループのラインナップにあるピアノです。

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いままで定期的に調律されてきたとのことですが、早速拝見すると整音に問題ありでお客様とご相談して今後手を入れていくことになりました。
ヨーロッパのピアノは倍音を豊かに出すような整音をすべきだと考えます。
今回のピアノは中低音は低次の倍音が少なく高音部はその逆でバランスが悪かったのです。

またペダル脚支え棒が緩んでいたのも気になりました。
ヨーロッパピアノは支え棒の長さを調節する機構が付いているので調律時に必ず点検調整する必要があります。

ほかにもいろいろ細かい調整点はありましたが・・。
まずは調律をしなければなりません。数ヘルツ下がっています。

今回は時間がなくて整音については巻線の中音部あたりを中心に序の口的な調整のみでしたが、すこしバランスが良くなりました。お客様にも喜んでいただけました。

ありがとうございました。

posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年07月22日

アトラスA55の定期調律

アトラスA55アップライトピアノの定期調律に伺いました。
昨年始めて伺って2回目です。

昨年の作業時は長い間弾かずに置いてあったため「目覚めさせるための調律」でした。
その後、毎日よく練習もされるとのことでしたが、最近急に出ないようになった音がいくつかあるとのことです。

早速拝見しますと、
ジャックならびにウィペンフレンジのセンターピン摩耗でした。
摩耗により摩擦が大きくなって回らないのです。
去年はスティックではなかったなぁ。

その原因は高い湿度が一般的ですが、実はこのピアノには問題があって・・・

フレンジブッシングクロスをニカワで貼り込んでいるんです。
そのためニカワがブッシングクロスに滲みてクロスが固くなっているんです。
それでセンターピンのメッキ表面が摩耗しスティックになるというわけです。
弾けば弾くほど固着が進みます。

スティックになっているフレンジブッシングクロスの回りにはニカワがベッタリとついているのですぐにわかります。

というわけで、スティック気味も含めて30本以上交換しました。
しかし今後同様にスティックになる予備軍もたくさん有りそうなので今後も同様に修理が必要でしょう。

調律して完了です。
ありがとうございました。

とてもいそいで仕事をしていたので写真はありません。

posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年07月14日

スタインウェイC型の定期調律

スタインウェイC型の定期調律に伺ってきました。

今回はハンマー整形と整音もします。
ハンマーは弦溝が深くなって来ましたし、もともと先端ほど形が丸くなっているので音色が悪くなっているのです。

ドレメルでざっと削って形を整えます。
もちろん打弦部は残します。
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フェルトを削ってから鍵盤も全て外して内部清掃。
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整音針をボトムに深めに入れて弾力を作り倍音を増やします。

調律して整音を整えて完了です。

ありがとうございました。

posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年07月12日

ヤマハHQ300アップライトピアノの調律

ヤマハHQ300アップライトピアノの調律に伺いました。

次高音部の駒の表面材が割れて駒ピンで押されて浮き上がってしまっています。
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駒の表面材が芋継ぎで貼られていて継ぎ目のすぐ近くに駒ピンがあり、またフレームがとおるため駒が切り欠きになっています。駒ピンに横方向に力が掛かり切り欠きのところで耐えられないので割れてしまうというものです。
製造番号400万台のピアノによく見られ、いままで何台も修理しています。
またこの年代の駒はフィンガージョイントで継ぎ合わされていることも関係しているように思います。
欠陥だと思っています。

ピアノをお預かりして弦、フレームを外し駒を張り替えるのが本来の修理ですが、お客様にとってコストが見合わないので現場でネジと特殊な接着剤で修理します。

接着剤が硬化後に調律して完了です。

ありがとうございました。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年07月10日

ウィルソンA250の調律

ウィルソンA250アップライトの調律に伺いました。

昭和50年代前半に作られた浜松楽器製造というメーカーです。

さて、問題がいくつかあって・・・
次高音部駒がフレームに触りそうです。隙間が0.何ミリしかありません。コピー用紙くらいです。
響板の振動が制限されているようです。
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フレームの両側が同じ状態です。
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というわけでノコギリを使い切って隙間を広げました。
少し音の伸びが増えたようです。
フレームと駒が接触してしまったピアノもいくつか見ましたが製造時は隙間が充分あったはずです。
製造から年月が経って響板や駒が変形して伸びたりするんでしょうね(笑)

ついているロイヤルジョージハンマーはカチカチに固くキンキンの音で「ピアノの音色」ではないので針入れをしておきました。
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鍵盤の深さもまちまちで音色が揃いませんから整えておきます。
調律して完了です。

ありがとうございました。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年06月27日

ヤマハU1Hの定期調律

ヤマハU1Hの定期調律に伺ってきました。

中古でご購入いただいて以来毎年調律に伺っています。
ご購入時小学生だったお子様も早いもので高校生と中学生になられましたが、楽しんでピアノを続けていらっしゃいます。

私の工房で調整、お納めしたピアノは音がよく弾きやすいことが自慢です。
しかも定期的な調律整備により弾きやすさが持続するだけでなくさらに向上しますのでレッスンの成果も上がりますしなによりもピアノを長く続けていただけます。

まずはいつものように内部清掃から。
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このあと整調、整音を見直しながら調律して完了です。

ありがとうございました。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年06月23日

ヤマハC2グランドのアクション修理、整調、整音、調律

ヤマハC2グランドの調律に伺いました。
先日預かり修理したアクションをお届けして、整調、整音、調律して仕上げます。

まずは鍵盤を分解、清掃もしながら・・。サイレント付きのグランドです。
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キーブッシング、バランスピンホールの固着を修正します。
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整調、整音、調律して完了です。

弾きにくかった鍵盤がとても軽くなりピアニシモや連打が出しやすくなったと喜んでいただきました。
ありがとうございました。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年06月21日

ヤマハA1グランドの定期調律

ヤマハA1グランドの定期調律に伺いました。

こちらは木目マホガニー色のグランドです。

まずは内部清掃から。
ワンちゃんがいるので念入りに掃除します(^^)。
犬の毛が結構入っています。
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あとは整調整音調律と整えて完了です。

よく弾かれる方で、鍵盤ブッシングクロスが摩耗していますので近々交換することにしました。


ありがとうございました。



posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年06月20日

ヤマハC2のアクション引取修理 つづき

ヤマハC2のアクション引取修理の続きです。
サイレント付きのピアノですが、湿気が多い環境にあったためアクションのセンターピンがスティック気味で鍵盤が重く弾きにくい状態です。

センターピン交換後はハンマーのアラインメント調整(走り、ねじれ)、ハンマー針入れ(第1整音)、ハンマーフェルトのファイリング(整形)と進めます。

針入れ。
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ハンマーファイリング。
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サイレント付きでもともとあまり整音が充分でなくハンマーはかなり硬かったので、この機会に充分な整音をしたいと思います。
最終的な整調整音はお客様宅で行います。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年06月19日

ヤマハA1Lの定期調律

ヤマハグランドA1Lの定期調律に伺ってきました
昨年から伺っているピアノの先生で今回で2回めになります。

まずは分解して内部清掃から。
レッスンで使用されているのでピアノ内部にいろいろ異物が落ちて入っています。取り出します。
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前回は鍵盤深さなどを中心に整えましたが、今回は弦当たり(3本当たり)を修正しハンマーの打弦力がきちんと弦に伝わるようにします。それと同時にハンマーの弾力も活かせるよう一部の整音もします。
A1のようにコンパクトモデルは弦長が短く響板面積も小さいので大きな音を出そうとハンマーが固めになっています。そのままですときつい音になってしまいがちなので弾力も増やしバランス良く整える必要があります。

あとは調律して完了です。
ありがとうございました。

最近気になることがあります。
画像はヤマハグランドの棚板の断面です。ソフトペダルを踏むと鍵盤筬を右にスライドさせるソフトレバーが出ているところです。
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断面には南洋材(ラワン?)積層合板が見えています。内部はいろいろな構造のようです。
棚板は音の伝達に関わる部分で、昔は単版を組み合わせた構造でした。
私は南洋材積層合板の棚板では楽器としてはダメだと考えております。
ほかではフィンガージョイントを使用した駒やピアノ背部の支柱など、メーカーにはコストダウンではなく音を考えて製造していただきたいと思っています。
posted by 片桐 健 | しごと日記
2019年06月17日

ヤマハC2のアクション引取修理

ヤマハC2のアクション引取修理です。
サイレント付きのピアノですが、湿気が多い環境にあったためアクションのセンターピンがスティック気味で鍵盤が重く弾きにくい状態です。

センターピン交換のためアクションを工房にお引き取りしました。
作業台に乗せてまずはハンマーから分解、固着したセンターピンを交換していきます。
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このあとウィペンも分解してセンターピン交換します。

posted by 片桐 健 | しごと日記