ピアノ調律やレッスンなどのFAQ専用ページを作りました。 こちらからどうぞ。

仕事以外のネタはこちらに


2016年03月06日

出荷

お客様への納品は二日後ですが、本日工房から出荷です。

運送屋さんが手際よく梱包してゆきます。
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トラックに積み込まれます。
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2016年02月21日

仕上げ 完成

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

作業過程の写真は撮影できなかったのでありませんが鍵盤鉛調整をします。
50g平均で下がり25g平均で上がります。指に素早くついてくるタッチになりました。
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・・・・・・・

最終的に外装を組み立て汚れ落とし、磨き、塗装タッチアップなど細部の仕上げをして完成です。
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納入日が決まっていないのでしばらくのあいだお預かりですが、出荷するまで時間のあるときを見計らってなんども調律をすることでしょう。
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2016年02月05日

外装組み立て

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

整音もほとんど出来上がってきたので外装を組み立てます。
今回の修理ではお客様のご希望で外装は特に何もしないことになっているのですが、組み立て途中で気になる汚れやサビ等は処置しておきます。

仮足やアクション引き出しハンドルはまだ付けたままです。
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2016年01月29日

整音作業の続き

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

ここのところ整音作業の続きをしています。

さて、ひととおり整音を進めてきますと音色が揃わないところがあるので部分的に打弦点を変更したくなってきます。特に高音部。
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接着したハンマーを外して位置を変えて再度ニカワで接着し直します。
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2016年01月19日

整音作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

整調がひととおり済んだので整音作業に移ります。

秘密兵器?のベーゼンドルファー・アクション引き出しハンドル。
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これを使うと片手でかんたんにグランドピアノのアクションが引き出せます。
整調・整音では何度もアクションの引き出しをするので手が痛くなっちゃいますからこれは必需品です。工房用と持ち歩き用と2つ持ってます。

再度ハンマーのアラインメントの確認調整。ハンマーの先端が弦に均等に当たるよう調整をし直します。
整音には欠かせない作業です。
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調律も何度もします。
テネラメンテ特製のアリコート駒も倍音で共鳴するよう音を聞きながら位置を調整します。
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それらが整って初めて整音作業に入れるのです。
整音は倍音成分の分布を調整する作業ですので調律や整調の状態でかなり左右されます。調律・整調・整音は三位一体です。
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整音はこれから何日か掛けて作業します。その過程で鍵盤オモリも調整します。
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2016年01月17日

ダンパーのインストール完了

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

本日は午後室内楽の練習がありその合間にレストア作業をしました。
昨日のからの続きでダンパー作業。

止音の状態を見ながらダンパーフェルトの残りの接着。
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ダンパー総上げや掛かりの調整をしてダンパーのインストール完了。
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明日以降の作業は、整調・整音の仕上げに入ります。
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2016年01月16日

ダンパーのセット

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

昨日からの続きで整調、そしてダンパーのインストール。

まずは鍵盤深さなどの設定
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整調がひととおりできればダンパーのインストールの工程、まったく新しいアクションを組むのと同じ作業です。
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時間が足りずにダンパーの続きはまた明日。
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2016年01月15日

整調開始

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

一昨日までに棚板合わせや鍵盤のセットなど済ませておいたのでやっと整調に取り掛かれるようになりました。

まずはアクションを載せて弦合わせ。ハンマーと弦のおおまかな位置合わせをします。
これは弦合わせ後にウィペンとハンマーローラー合わせのためアクションを前後逆にしています。
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ウィペンとハンマーローラー位置合わせができたら戻りやドロップなどをざっと見てまずは調律。なんといっても弦を張ってから初めての調律です。まだダンパーが付いていないので音が混ざってやりにくいですが442Hzまでざっと上げておきます。
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調律をしないと打弦点を決められないのでハンマーの位置合わせが正確に出来ません。
調律後音を聴いて打弦点を確認してアクション位置を決定。この後、鍵盤高さなどを調整。
本日はここまで

明日は午前中外で調律がありますので午後戻ってからこの整調の続き、そしてダンパーを取り付ける予定です。
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2016年01月13日

ダンパーアクション製作と鍵盤筬棚板合わせなど

ヤマハG3Eグランドのレストア修理製作作業

ダンパーアクションのからくり
アクションの回転軸であるセンターピンをセットする作業を「からくり」といいます。ダンパーアクションはオリジナルを直して使うのでセンターピンはすべて新しいピンに入れ替えます。
まずはダンパーレバーをすべて外し・・
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「からくり」をします
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ダンパーアクション出来上がり
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鍵盤筬の棚板合わせ
鍵盤筬(キーフレーム)が棚板にきちんと載るように「かんな」を掛けて隙間なく合わせます。隙間が少しでもあると打鍵力が落ちたり雑音が出たりします。腕の見せ所です。
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棚板合わせができたら鍵盤をセットします。紙パンチングやクロスパンチングも新しいものをセット、鍵盤の高さや深さを大雑把に作ります。
白いフロントクロスパンチングは音色重視の特殊なもの、ドイツ製です。
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本日は残念ながら時間が足りず音が出せませんでした。
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今日はここまで
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2016年01月12日

ダンパー製作と鍵盤バックチェックスキンの交換

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

ダンパーフェルトの裁断、裁断したフェルトをダンパーヘッドに貼り付けの作業

ダンパーフェルトは長いままの材料を購入していますので、まず必要な長さに裁断します。
次に切ったフェルトをダンパーヘッドに貼ってゆきます。平止以外は片側だけです。残り片側は整調中に止音を見ながら接着します。
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ダンパーの製作が終わったら次の作業。
鍵盤奥側のバックチェックスキン(皮革)が擦れて減っていたので88鍵すべて新しい皮に貼り替えることにしました。
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今日はここまで
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2016年01月11日

ハンマーアクション完成

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

ハンマー接着出来たのでテール加工など仕上げに入ります。
ハンマーヘッドテールの内外を削って形を整えます。(形を整えることだけに意味があるのではありません。実は整音にも関係があります)
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最後にテールに溝付けをして完了です。このテール溝付け専用ヤスリが高価な工具なのです。
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本日はここまで
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2016年01月10日

ハンマー穴開けと接着作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

本日はまずはハンマー穴開け
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精密に穴あけします。
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次にハンマー接着、ニカワを煮ておきます。
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ハンマーの接着。
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明日はハンマーのテール加工などがあります。
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2016年01月09日

昨日と本日の作業・・・・鍵盤筬の仕上げ、ハンマーシャンクの取り付けと調整

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作

昨日と本日の作業・・・・・

鍵盤筬の仕上げ
新しい鍵盤ピンを打ち込みます。
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ハンマーシャンクの取り付けと調整
ハンマーシャンクは予め音を聴いてどの部分に使うか選り分けておきます。
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アクションにハンマーシャンクを取り付けます。
特徴的な技術点は、走り調整(シャンクのアラインメント)でノリ紙を使わないということ。通常は紙を張って走りの調整をしますが、紙を貼ると打鍵力を損なうので、私は工房での修理では紙は貼りません。フレンジを削って調整します。
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ハンマーの穴あけの前作業
予め針刺し(第1整音)して膨らんだ部分を削ります。(第1整音作業)
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2016年01月07日

張弦作業はほぼ完了

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

昨日、今日で張弦作業はほぼ完了です。

中高音部が張れました。
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低音部の張弦開始
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すべて張り終えました。
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鍵盤のブッシングクロスの交換作業
これはフロント側
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今日はここまで
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2016年01月05日

張弦作業の続きと鍵盤作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

弦を張る作業をしていますが、日中外の調律に出たりするので工房は夕方からになったりします。
弦を張る作業ではチューニングピンを打ち込みますので大きな音が出ます。
夜間は大きな音が出る作業は控えておりますので、弦を張り終えるまで日数が掛かります。

本日は、チューニングピンに弦を巻きつけ打ち込む手前までの作業でした。
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使用しているビーネチューニングピン
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夜の遅い時間は鍵盤作業をします。
鍵盤ブッシングの貼り替え作業。
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2016年01月04日

張弦作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

弦を張る作業です。
弦はドイツ製のレスロー弦、チューニングピンもドイツ製のビーネです。
高音部から張っていきますが、アリコート駒を一個一個置いていくので通常の張弦作業よりも時間が掛かります。

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2016年01月03日

張弦の準備作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

弦を張るための準備作業は結構大変です。特にこのピアノはテネラメンテ特製アリコート駒を製作しなければなりませんし。

まずはチューニングピンブッシュを打ち込み穴を明けます。
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次にフェルトの弦枕を製作。
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そしてテネラメンテ特製アリコート駒を製作。部品としては既に製作してありますがピアノに合わせて幅や高さを微調整。結構時間がかかります。
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これで弦を張る準備が完了。
明日はいよいよ張弦です。
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2016年01月02日

フレーム取り付け

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

仕事始めです。
 (実は昨日から既に始めていたりする・・・)

ハンマー付けの準備
今回使用するのはアベルのプレミアムフェルトハンマー。
お客様のご要望で軽く発音するよう音色とタッチ感を重視しています。
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フレームを取り付け弦を張る準備の作業。
一人作業なので怪我が無いよう注意しながら作業しますが、重量があるフレームの吊り上げなど危険が伴うので何度やってもとても緊張します。
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予め、弦圧がでるようにチェック、調整済みです。
フレームネジをすべて締めて取り付け完了。

本日はここまで。
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2015年12月30日

鍵盤作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

この数日間、外にでる仕事などの合間に細切れで工房の仕事を進めています。

鍵盤筬のフロント、バランスピンを新しいピンに打ち替え。
まずは古いピンを抜きます。
画像はピンを抜いた筬のうえでダンパーガイドレールブッシングクロスの貼り替え交換作業。
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鍵盤の作業としては、白鍵アクリルを剥がしてあたらしい表面材に貼り替え。
どんどん剥がします。
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ヤマハは必ずといっていいほどこうなる木口セルロイドの変色変形。これも剥がします。
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新しい表面材は高級感あるアイボリー色のアクリル材。
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鍵盤ブッシングの貼り替え、まずは剥がし。
バランスブッシングクロスの剥がし
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フロントブッシングクロスの剥がし
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2015年12月26日

アクション組立作業

ヤマハG3Eグランドのレストア修理作業

響板のニスが乾くまで弦を張れないのでアクションなどの作業をしていきます。
本日はアクションの組み立て作業。

鍵盤筬(キーフレーム)は長年のホコリ汚れが積もっていますね。いままで担当していた調律師さんが何もしてこなかった結果です。
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鍵盤筬は掃除をしてキーピンは新品に交換です。

古いハンマーも示します。ひどく深い弦溝が付いていますね。これではまともな音が出ていなかったはずです。
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古いアクションを取り外し新しいアクションパーツを取り付けます。
古いハンマーの取り外し。
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古いウィペンの取り外し。
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レギュレーチングボタンクロスの貼り替え。
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新しいウィペンを取り付け。
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posted by 片桐 健 | K様G3レストア修理