ピアノ調律やレッスンなどのFAQ専用ページを作りました。 こちらからどうぞ。

仕事以外のネタはこちらに


2017年12月05日

キーフレーム、鍵盤作業

キーフレーム作業の続き・・・

フェルト、クロス類を交換して鍵盤高さを設定します。
基準の鍵盤をいくつかおいて、高さ、深さを決めます。
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これが例のドイツ製のフロントパンチングクロス。部品価格は高いのですが良い結果が得られます。
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2017年06月26日

レストアしたヤマハG2E 売約御礼

早速お嫁入り先が決まりました。
誠にありがとうございます。

お客様は比較検討のためヤマハグランドピアノをC1からC3まで各モデルを試弾されたそうですが、タッチや音色が私のピアノのほうがはるかに良いとのことでお決め下さいました。

特に気に入っていただけた点は、鍵盤のコントロール性、音の伸び、ピアニシモの美しさ、和音の美しさ、そして強打しても詰まった音が無いことです。

これは私のレストアピアノの製作目標どおりで、試弾された方が皆さん共通しておっしゃることですので目標を達成できたと自負しております。

ありがとうございました。
さて、お納めは7月中旬となりましたので、それまで細部の点検、調整等出荷の準備をいたします。


このピアノの次はヤマハC3を作ろうかなと考えております・・・。

2017年06月11日

ぜひご試弾ください

完成いたしましたので順次お客様にご案内しています。

現行のピアノよりも材質の良い時代のピアノです。
レスロー弦、テネラメンテ特製アリコートによる張弦、アベルプレミアムフェルトハンマーを使用したテネラメンテ・オリジナルアクションなど他にはない特徴をたくさん盛り込んでいます。

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ぜひお問い合わせの上ご試弾ください。
2017年05月14日

鍵盤鉛調整の仕上げ

整調整音を仕上げつつ最終的に鍵盤重さを調整しておきます。

鍵盤はもともと入っていた鉛を抜いて埋め木をしておきました。
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鉛の分銅を鍵盤の必要な位置に図って穴を開け鉛を入れます。
抜け落ちないようにポンチで叩いてカシメます。
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これで整調整音を整えればひとまず完成となります。
2017年05月06日

外装仕上げ

やっと、このゴールデンウィーク中は外装の仕上げ工程に入っています。

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ピカピカです。
2017年04月16日

塗装補修

完成まで間近です。
外装を磨いたり塗装の補修をします。

ひととおり整調整音が出来上がったのでアクションを取り出してマスキング、塗装をします。
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塗料が乾燥して磨きに入るまでの間アクションは鍵盤鉛調整がありますので作業台に移しています。
2017年04月02日

整調

整調作業工程にはいっています。

鍵盤高さ、鍵盤深さ、もどりなどアクションの動きの調整です。
ざっと出来上がったらまだダンパーが付いていませんが調律をします。
整調と調律は何回か繰り返します。
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やっとダンパーのインストール。
まずはダンパーヘッドが弦に正確に乗るようにダンパーワイヤーの調整。
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止音を確認しながらダンパーフェルトの残りを貼りこんでいきます。
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ダンパーの完成
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ダンパーがつけば再度調律をしながら整調各部を見直します。
また整音作業に入るのでアリコート駒も調律します。これは倍音を活かすための重要な作業です。
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2017年03月19日

アクション調整

やっとアクション調整工程(整調)に入りました。

まずは、筬(キーフレーム)が棚板に密着するように調整します。
かんなで削ったりしています。
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その上で鍵盤高さ、深さをざっと出しておきます。
これはフロントクロスパンチング。タッチと音色に優れたドイツ・ヤーン社の部品です。
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アクションを載せてハンマーなど各部品が弦に対して正しい位置になるように調整していきます。
この段階では筬からアクションをはずすことが多いのでピアノの上に借り置きして作業を進めています。
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2017年03月15日

バックチェックスキンの貼替えとハンマーテール加工

バックチェックスキンの貼替え
革を裁断
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切った革をバックチェックに貼りこみます。
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ハンマーテール加工
バックチェック側と内側をサンダーで削ります。
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ハンマーテール加工最終工程
バックチェックしやすいようにテールに刻目を入れます。
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ペダルが完成
メタルクロスなど貼替え済みです。
突き上げ棒は新品に交換。
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2017年03月09日

アクション製作の続き・・ハンマー接着作業

ハンマー接着作業

ハンマーヘッドの穴開けの準備
ハンマーヘッドはアベル・プレミアムフェルトハンマー

まずハンマーフェルトに針刺しとフェルトの整形
予め針入れ(下整音あるいは第1整音)をして膨らんだ余計なフェルトを削って整形します。
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つぎにボール盤で穴開け
もともと付いていたヤマハのハンマーは不正確な穴開け接着寸法だったのでそれを参考にしないで、ピアノの打弦点にあわせて正確な角度で穴あけします。
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穴開け完了
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テールの加工
接着前にハンマーヘッドのテールサイド部分の加工(そぎ落とし)をしておきます。これは形を整えるだけでなく実は整音に関わる作業です。ハンマー接着後にはバックチェックしやすいようテールのアール加工もします。
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ニカワで接着
セクション両脇のハンマーを基準ハンマーとして先に接着。シャンクの長さと角度が正確かどうか計測しながら接着します。
ニカワは薄いものと濃いものを用意、予めよく煮てあります。
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先に接着した基準ハンマーにあわせて残りのハンマーをすべて接着します。
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このあとニカワが乾くまで放置してテールのアール加工など細部を整えたのち、いよいよ整調作業に入ります。
2017年03月05日

真鍮部品みがきとアクション組み立て

本日は時間がまとめてあったので真鍮部品みがきの続きとアクション組み立て作業です。

まずは真鍮部品
先日までに磨いておいたので、クリア塗料を塗ります。
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アクション組み立て作業
ハンマーシャンクをコロしてアクションに組み入れます。
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ハンマーはアベル・プレミアムフェルト。
フェルトが層状に巻いてあるのが特徴です。
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アクションレールにシャンクを取り付けました。
アラインメントもざっととっておきます。
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次はハンマー穴開けと接着工程です。
2017年02月25日

ピアノ脚とペダル脚の塗装

昨日塗装の下準備をしておいた脚、ペダルを吹付け塗装します。

得意のガンさばきで吹きっぱなし(ペーパー研磨、バフ掛けが不要なくらいの)でもOKな塗装仕上げです。
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2017年02月24日

鍵盤の作業・・・続き

鍵盤作業が続きます。

黒檀黒鍵が貼り上がりました。
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白鍵も隙間調整して貼替え作業は完了です。
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鍵盤作業の合間に、脚とペダル脚の塗装の準備をしておきます。
数日前、傷の部分にパテつけをしておいたものを研磨して平らにします。
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明日はこれらをラッカー吹付け塗装します。
2017年02月21日

鍵盤筬の作業

鍵盤筬(キーフレームあるいはキーベッド)の製作作業

古いパンチング類やクロス類を剥がし、古いキーピンを抜き取り木部の汚れを落としてから新しいキーピンを打ち込みます。
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真鍮のベッドスクリューは磨いておきます。
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新しいバランス紙パンチング、クロスパンチング、フロント紙パンチング、クロスパンチングを入れてざっと高さを出して鍵盤を組み込む準備をしておきます。
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フロントクロスパンチングはタッチの変化で音色の変化が付けられるドイツ製のものを採用しています。
2017年02月19日

鍵盤貼り替え作業

新しい白鍵アクリルの表面材を貼っています。
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白鍵を貼り終えたら黒鍵を貼ります。
ドイツ製の黒檀の黒鍵材
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2017年02月18日

鍵盤貼替え

鍵盤貼替え

白鍵はアクリル(アイボリー色を採用)、黒鍵は黒檀(ドイツ製)に貼り替えます。

すべての鍵盤のふるい表面材を剥がしました。
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そのときの工房にいられる時間に合わせてできる作業をしているんです。
2017年02月01日

ペダル分解とアクション製作

工房販売用のヤマハG2のレストア
調律などのしごとの合間にゆっくりやっています。

ペダルを分解
ペダル脚などは塗装修理がありますので分解してそれぞれの工程へ。
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ペダルの金属部品は磨いておきます。
ペダルメタル(ペダル軸受け)は木製のクロス張りなのでブッシングクロスを貼り替えておきます。
このクロス張りペダルメタルは雑音がでないのですが、現行のヤマハGPのペダルメタルはプラスチック製で摩耗すると雑音がでますのでこれはコストダウンの改悪だと思っています。

アクション製作作業
特注で作った新しいウィペンを取り付けていきます。取り付けながら左右の間隔や走りなどアラインメント調整もしておきます。
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2017年01月20日

アクション製作 その2

ヤマハG2のレストア アクション製作作業

レギュレーティングボタンクロスを貼り替え、こちらはヤーンのボタンクロス。
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貼り替え完了。
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鍵盤ブッシングクロスも貼り替え
レンナーのブッシングクロスを使用
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鍵盤クロスを張り替えたら筬(キーフレーム)に戻して鍵盤どうしの隙間の確認。
このピアノは隙間が多いようなので修正するかもしれません。
2017年01月14日

アクション製作

ヤマハG2Eレストア、アクション製作過程にはいりました。

まずは古いハンマーシャンク、ウィペンを取り去ります。
新しいハンマーの穴開け接着のため、現状のハンマー寸法を測っておきます。
あくまでハンマー接着の基準は打弦点ですので、現状のハンマー寸法から打弦点基準に修正が必要なことが多くあります。

基準のハンマーを残してほかは捨てます。
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ウィペンも外します。すべて新しいアクションで組み直しますので。
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新しいレギュレーチングボタンクロスに貼り直すため古いボタンクロスを取り去ります。
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2017年01月12日

ダンパーレバーセンターピン交換終了

外の調律の合間に作業しています。

ダンパーレバー、ダンパーブロックのセンターピン交換作業。
全部ブッシングクロスを調整しながら交換します。
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やっとすべてのセンターピンを交換して終了。

なかなか進みませんが今日はここまで。