ヤマハU3C 鍵盤鉛作業 続き

春日井市A様ヤマハU3Cレストアです。

工房に帰って作業を続けます。

鍵盤重さ測定


穴開けして鉛打ち込み

ヤマハU3C 鍵盤鉛作業

春日井市A様ヤマハU3Cレストアです。

鍵盤鉛の調整のため古い鉛を抜いて穴を埋木します。

ヤマハU3C 整調

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整調に入ります。
ハンマー、ダンパーの接着が完了、これで音が出せるようになりましたので整調の工程にはいります。

アクションの寸法を整える作業です。

ハンマーの弦合わせ、鍵盤の高さ深さの設定・・。

ヤマハU3C ハンマー接着最終工程

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ハンマーシャンクの準備が完了、次にハンマーシャンクを膠でバットに接着します。


すべて接着完了。

ヤマハU3C ダンパー接着とハンマーバット接着の準備

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ハンマーヘッドにシャンクを植え込み膠が乾くまで次の作業をします。

ダンパーヘッドを接着
ダンパー掛かりとダンパー総上げを確認しながらダンパーヘッドを接着


接着完了



次にハンマーシャンクをハンマーバットに接着する作業の準備
シャンクの長さ、ハンマーヘッドの弦合わせを決定する作業です。


すべて準備作業完了

ヤマハU3C アクション製作 ダンパー準備

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新しいアクションパーツを取り付けます。
ウィペン、ダンパー関係はヤマハの新品パーツ

ウィペンの取り付け


ダンパーレバーを取り付け


ダンパーレバーに取り付けたダンパーブロックを弦に合わせる。

ヤマハU3C 鍵盤セット

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鍵盤を取り付けます。
バランスパンチングクロス、白いフロントパンチングフェルトはドイツ・ヤーンのもの。
特に白いパンチングフェルトは台形になっていてタッチ変化で音色を自在に変えられる優れたものです。


高さ深さをざっと設定。

ヤマハU3C 鍵盤作業の続き

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鍵盤筬のキーピンを交換します。
古いピンを抜いて


新しいピンを打ち込んで完了

ヤマハU3C ハンマーヘッドにシャンク植え込み

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ハンマーヘッドにシャンク植え込みをする作業
シャンクはレンナーのカエデ材シャンク。音を聞いて選り分けておきました。


穴あけしたハンマーヘッドにシャンクを膠で接着

ヤマハU3C 鍵盤作業 ブッシング貼り込みと鍵盤表面材接着

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バランスブッシングクロスも貼ります。


白鍵アクリルの接着。
黒鍵に黒檀を使用するので白鍵は落ち着いたアイボリー色のアクリルにします。


黒鍵黒檀の接着。
ドイツ製の黒檀黒鍵を使用。手触り良く演奏性が高くなります。

ヤマハU3C 鍵盤作業 キーブッシング貼り込み

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鍵盤作業が続きます。
キーブッシングを貼ります。タッチのスムースさに優れたドイツ製のカシミアブッシングクロス。

フロントクロスの貼り込み。
白鍵も黒鍵も剥がしてあるので、すべての鍵盤が裏返したら平らになり貼りやすい。

ヤマハU3C 鍵盤作業

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鍵盤作業にかかります。
古いクロス類などを取り去って




カビなどの汚れを取ります。

ヤマハU3C ピアノ組み立て、起こし

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底板を取り付ける前に棚板を取り付けます。


製作した底板を組み付けます。


このあと脚も取り付けてピアノを起こします。

ヤマハU3C ペダル組み立て作業

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ペダル底板を新しく作り直します。

古いペダルシステムの分解
カビの汚れや板の剥がれなどがあります。


真鍮ペダルは磨いて、汚れを取ったその他の部品を新しい底板に組み付け

ヤマハU3C 張弦中

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低音弦を張りました。


ピッチを上げて張弦完了。

ヤマハU3C 張弦中

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高、中音部の弦を張ったのでプレッシャーバーを取り付け

ヤマハU3C 張弦開始

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張弦開始

ヤマハU3C 張弦の準備

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ピンブッシュを打ち込み穴を開けます。

ヤマハU3C フレーム組み付け

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駒ピンの打ち込み、駒の黒鉛処理が終わったのでフレームを載せてネジを締めます。

ヤマハU3C 駒ピン打ち込み

春日井市A様ヤマハU3Cレストアです。

弦圧確定したので駒削ぎ、黒鉛処理をして新しい駒ピンを打ち込みます。
古い真鍮製の駒ピンは音色的に不利なので抜いておきました。下穴を開けてドイツ製の鉄製ニッケルメッキ駒ピンを打ち込みます。